2008'10.12 (Sun)
バッハの作品、一部は妻が作曲=豪専門家
[シドニー 10日 ロイター]
オーストラリアのクラシック音楽専門家が、18世紀に活躍したドイツの音楽家ヨハン・セバスチャン・バッハの曲の一部について、妻が作曲したことを示す証拠を発見したと主張している。
ダーウィン・オーケストラの指揮者マーティン・ジャービス氏は、30年を超える研究と法医学的な手法により、バッハの2番目の妻であるアンナ・マクダレーナ・ビルケが、バッハの名曲の一部を書いたことは明白だという。
ジャービス氏はロイターに対し「無伴奏チェロ組曲が、ヨハン・セバスチャンによって書かれていないことに疑いはない」と述べた。
同氏は英国王立音楽院の生徒だった10代のころにバッハの作品に疑念を持ち始め、無伴奏チェロ組曲を演奏しているときに何かがおかしいと確信したという。その後、2001年には、チェロ組曲がバッハの作品でないという理由を18通り考え付いたとしている。
また、楽譜のコピーを入手して法医学的手法などで分析を行ったところ、バッハの友人である音楽家の手書きで「バッハ夫人によって書かれた」という記述を発見したとも語っている。
バッハはアンナ・マクダレーナと1721年に結婚。1750年にこの世を去っている。
バッハの妻アンナ・マクダレーナによる
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007の写譜
ラヴァーズコンチェルトにもなったバッハのメヌエットが、実は近所の床屋さんの作曲だと言うことは、よく知られていますが(それでも学校ではバッハ作曲と習います 笑)、無伴奏チェロまでもね・・。
ウィキには「妻の写譜画像」がありますが、写しただけじゃなくて作曲までしたってことなのでしょう。って言うか、夫婦って0親等だから日本の法律じゃ一心同体。だからどっちが作ってもいいようなもんですけど、がっかりする人は多いと思います。そういう私もチェロ組(特に6番)には男のロマンを感じてたのに、私と同じおばさんが作ってたと思うとがっかり・・・。
バロック時代は模倣や贋作、テキトーなすげかえがよくあったようですし(ヘンデルが有名)、現代の科学技術がそれを解明していくことは悪いことではないのですけど、マーティン・ジャービス氏も随分罪なことを公にしちゃったなと思います。まぁ、10代で気付いたらしいので一番がっかりしたのはマーティン・ジャービス氏本人でしょうけど。
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